管理人の投資術  > 業種別分析

「有事の金」について

「有事の金」とは何か、と思いまして検索してみました。三菱マテリアル株式会社のホームページにありました。曰く、「…そもそも“有事の金”という考えは、株や債券が大幅に目減りする(最悪紙くずになる)ような状況では、独自の稀少価値を持つ実物資産のなかで、いつでも売買できる金が頼りになるという発想です。…」とありました。ただし、有事になってから金を買っても遅すぎて、高値掴みになってしまうとありました。実際、金の需要としては、(1)宝飾加工用、(2)その他加工用で全体の7〜8割を占めています。投資の需要(金塊退蔵)は1割程度です(三菱マテリアルホームページより)ので、投資目的はそれほど多くなさそうです。今となっては、実はあまり信憑性がないのかもしれません。

太陽電池関連(ソーラーギガ)

太陽電池は無尽蔵である太陽光エネルギーを電気に変換する素子として知られております。太陽電池は様々な化合物半導体の太陽電池や色素増感型(有機太陽電池)太陽電池もありますが、主流はシリコン太陽電池です(Wikipediaより)。 シリコン太陽電池の中でも結晶系Si を用いた太陽電池は、変換効率が12 〜 18%と高く、耐用年数も30 年と優れ、全世界の太陽光発電量の約80%を占めています。(NMCニュースより)。 また、単結晶シリコンを使用した太陽電池と多結晶シリコンを使用した太陽電池がありますが、単結晶シリコンを使用した方が歴史が古く変換効率が比較的に高い様です。一方、多結晶シリコン太陽電池は単結晶シリコン太陽電池より低価格です(太陽光発電システムの総合サイトより)

注目している中国のソーラーギガ(757/HK)は親会社をWafer Worksとし主にKyoceraと取引をしているポリシリコン (今後の生産者)、単結晶のインゴット、単結晶のウェハー の会社です(ENF.cnより)。また、ソーラーギガは中国第2位を誇るシリコンメーカーです(サーチナより)。太陽電池を取り巻く環境として、2009年3月23日に発布された「太陽光発電建築応用財政補助資金管理暫行弁法」より、太陽電池関連銘柄が大きく値上がりしています。 サーチナでも2008年10月25日に急騰期待銘柄として取り上げられております。

mailto:素人的中国株投資術
inserted by FC2 system